ユーグレナは慢性腎障害の抑制を示唆する研究結果が注目され出直り強める

■「ユーグレナ」の成分パラミロンに関する研究結果を発表

ユーグレナ<2931>(東1)は8月24日、取引開始後に788円(33円高)をつけて再び出直りを強めている。21日付で、「ユーグレナ」の成分が慢性腎障害を抑制することを示唆する研究結果を確認と発表。注目されている。

 帝京大学・医学部附属溝口病院の永山嘉恭医師との研究により、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ、以下「ユーグレナ」)の貯蔵多糖であるパラミロンが慢性腎障害を抑制することを示唆する研究成果を得たと8月21日付で発表した。

 慢性腎障害を発症させたラットを用いて検討した結果、慢性腎障害を発症させることにより増加した尿タンパク体の排出は、パラミロンを摂取することで有意に抑制された。また、慢性腎障害を発症させることにより観察された糸球体の硬化、および尿細管の障害は、パラミロンを摂取することで有意に抑制されたという。(HC)

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