SUBARUが戻り高値を更新、米FRB議長の証言を受けた円安など好感、主力車種の6年ぶりモデルチェンジにも期待

■今期の為替前提は1米ドル134円、今朝の実勢は137円台

 SUBARU<7270>(東証プライム)は3月8日、ジリ高基調となり、2304.0円(35円高)まで上げて今年に入っての高値を更新し、取引時間中としては2022年12月1日以来、約3ヵ月ぶりに2300円台を回復している。北米で稼ぐ割合の高い銘柄と位置づけられ、今期の連結業績予想の前提となる為替レートは1米ドル134円、1ユーロ140円。8日の円相場は米FRB議長の議会証言を受けて朝方に一時1ドル137円台半ばまで円安が再燃したため、完全に為替差益圏に入ってきたとして注目が強まっている。

 また、同社の売れ筋車種については、「今やスバルの屋台骨を支える主力SUVとなった『フォレスター』が、間もなくフルモデルチェンジを迎える。6年ぶりの刷新となる新型フォレスターはどう進化するのか」「特に北米での人気が高く、グローバル販売でもスバルのトップ車種となった」(イード<6038>(東証グロース)が運営する総合自動車ニュースサイト「レスポンス」2023年3月7日08時00分より)などと注目度や期待度が高まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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