吉野家HDは第1四半期の売上高10%増など好感され大きく出直って始まる

吉野家ホールディングス 9861

■営業利益は黒字に転換、好感買いが先行

 吉野家ホールディングス(吉野家HD)<9861>(東証プライム)は7月14日、大きく出直って始まり、取引開始後は2514円(92円高)まで上げ、取引時間中としては今年6月30日以来の2500円台に復帰している。13日の16時に発表した第1四半期連結決算(2022年3~5月)が前年同期比で売上高10.5%増加し、営業利益は黒字に転換、好感買いが先行している。

 第1四半期は、既存顧客の来店頻度向上策として、高付加価値商品である「牛焼肉定食」を販売し、新規顧客の獲得やライフタイムバリュー向上策として、10年ぶりの復活となった「親子丼」を販売、「朝・夜割」「お子様割」や「呪術廻戦」とのコラボレーション販促を実施した。2月通期の予想は据え置き、売上高は前期比9.4%増、営業利益は43.8%増を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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