大谷工業は後場一段と上げストップ高、北陸電力・志賀原発の再稼働への期待強い

■業績は好調、営業利益など第3四半期までで通期予想を超過

 大谷工業<5939>(東証スタンダード)は3月9日の後場、一段高となって9日続伸の幅を広げ、14時にかけてストップ高の6060円(1000円高、20%高)まで上げ、そのまま買い気配となっている。大手販売先のひとつが北陸電力<9505>(東証プライム)で、3月初旬に「北陸電力志賀原発の敷地断層『活断層でない』、規制委審査で了承」「2号機の審査が進展」(NHKニュースWEB3月3日19時43分)などと伝えられて以降、動意づき、日増しに上げ幅を広げる相場になっている。

 業績自体は好調で、2月14日に発表した第3四半期決算では、2022年4~12月・累計の連結営業利益が前年同期比29%増の1.8億円となり、今期・23年3月期の予想額1.73億円を超過した。経常利益、当期利益も通期予想を上回った。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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