セキドは中国や中華圏の「春節」大型連休を先取る様子で後場一段高

株式市場 銘柄

■決算期変更、中国の冬休みは春節から約4週間あるとして効果に期待も

 ブランドショップなどのセキド<9878>(東2・売買単位千株)は2月1日の後場一段高となり、14時過ぎに25%高の125円(25円高)まで上げて東証2部の値上がり率3位に進む場面があった。「インバウンド需要」(訪日外国人観光客による消費)や「爆買い」関連銘柄として何度も活況高になっており、今年も中国や中華圏地域での「春節」(旧正月)の大型連休が2月7日から始まるため、人気再燃を先取る動きとの見方が出ている。

 また、2016年3月期は、前期までの2月20日締めの決算から決算期が変更になる。市場関係者の中には、中国の学校制度の冬休みは春節期間から約4週間あるため、子供に合わせて旅行プランを練る場合は春節過ぎに訪日することもあり得、決算期を変更する効果が見込めると注目する様子もある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る