シンバイオ製薬が後場急伸、契約するペンシルベニア州立大の研究成果に期待高揚、ストップ高

■同大がポリオーマウイルスに関する研究成果を論文を公開と発表し注目集中

 シンバイオ製薬<4582>(東証グロース)は7月12日の後場、急伸し、13時過ぎに27%高の238円(50円高)まで上げて一時ストップ高に達し、買い気配となっている。昼頃、ポリオーマウイルス感染マウスモデルを用いてBCVの潜在的有用性を検証する目的で試料提供契約を結んでいるペンシルベニア州立大学医学部が研究成果による知見を論文発表したと開示し、期待が高揚している。

 発表では、腎上皮細胞及び大脳皮質細胞を用いた初期培養試験で「ポリオーマウイルス接種後の感染性ウイルス産生をBCVは選択的に抑制」「感染性ウイルス産生の抑制にはウイルスのT抗原の減少が関与することが示唆された」などとしており、ポリオーマウイルスによる病気に対する期待をうかがわせる試験結果になったようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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