And Doホールディングスのフィナンシャルドゥが南都銀行と提携、リバースモーゲージの保証事業を開始

■『<ナント>リバースモーゲージローン』3月27日提供開始

 「ハウスドゥ」ブランドで不動産事業を全国展開するAnd Doホールディングス<3457>(東証プライム)の連結子会社である株式会社フィナンシャルドゥ(大阪府大阪市)は、南都銀行<8367>(東証プライム)と提携し、3月27日より提供を開始する同行の「<ナント>リバースモーゲージローン」に対する不動産担保評価および債務保証を行う。

 リバースモーゲージは、自宅などの不動産を担保に資金を借入れる不動産活用法のひとつで、現在、シニア層の老後資金需要が拡大し、全国的にリバースモーゲージが改めて注目されている。

 その中でも、And Doホールディングスグループが提供するリバースモーゲージ保証事業は資金使途の制限が少なく、持ち家のリフォーム資金だけでなく生活資金にも対応しており、より幅広いお客さまにご利用いただくことが可能となっている。

 南都銀行では、人生100年時代を見据え、お客さま一人ひとりのライフステージの中で生まれるニーズや課題に合わせたソリューションの提供に取り組んでいます。高齢化の進展により老後資金ニーズの増加が予想される中、高齢者層の安定した老後生活に向けた最適なインフラ商品として、資金使途が自由なリバースモーゲージ商品を新たに導入することとなった。

 そこで、不動産売買のノウハウと全国約700店舗の不動産販売網を持つハウスドゥグループのフィナンシャルドゥが保証会社に加わり、適正かつ迅速な不動産担保評価に基づく債務保証を行うことで、同行が新たに取り組むリバースモーゲージを後押しする。

 今後も、And Doホールディングスとフィナンシャルドゥは多くの金融機関との提携を実現させることで、リバースモーゲージ保証事業の成長を図り、市場のニーズが高まるシニア層に向けた商品の拡充と、不動産を活用したサービスの提供により、日本経済の活性化に貢献していく方針だ。

■南都銀行のリバースモーゲージ商品概要

【商品名】<ナント>リバースモーゲージローン

【対象顧客】

(1)申込時年齢満60歳以上80歳未満の個人

(2)日本国籍を有する方または永住許可等を得ている外国人の方

(3)年金等安定継続した収入のある方

(4)フィナンシャルドゥの保証が得られる方

(5)推定相続人の同意が得られる方

(6)契約時に判断能力を有している方

(7)反社会的勢力に該当しない方

【資金使途】消費資金

【契約形態】当座貸越契約

【返済期間】終身(1年後の応当日が属する月の約定日まで自動更新)

*債務者または金融機関からの申出がない限り自動更新

ただし、債務者死亡後6ヶ月後の応当日の属する月の約定返済日まで

【融資金額】200万円以上10,000万円未満(10万円単位)

【融資利率】変動金利年3.475%(2023年3月27日現在)

[含、保証料率:年1.5%]

(短期プライムレートと連動し、毎年4月1日・10月1日の年2回見直し)

【手数料等】

・取扱事務手数料:100,000円(消費税別)

・不動産調査手数料:貸越極度額の1.5%(消費税別)

(他、担保設定手数料、融資実行手数料等)

【返済方式】

・期限一括(毎月利息のみ返済)

・約定返済:口座振替 任意返済:貸越口座への入金

【約定返済日】毎月5日(休業日の場合は翌営業日)

【遅延損害金】年14.0%の割合とし、計算方法は年365日の日割計算とする

【担保】債務者が所有する不動産(原則、居宅)にフィナンシャルドゥが当座貸越極度額の120%の第一順位根抵当権を設定。※マンション可

【保証人】原則不要

ただし、共有物件を担保とする場合、物件共有者を物上保証人に徴求

(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  2. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  3. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  4. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  5. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  6. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る