ラバブルマーケティンググループの子会社ジソウ、SNS担当者スキルアップメニューの提供を開始

■投稿・広告・分析まで、企業のSNS実務担当者に必要な運用力習得を支援

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)の子会社で、企業のSNSマーケティング支援を行うジソウ(所在地:東京都港区)は6月3日、企業や団体のSNS実務担当者を対象とした「SNS担当者スキルアップメニュー」の提供を開始したと発表。

■SNS担当者スキルアップメニューについて

 ジソウは、「顧客企業や団体がSNSを駆使することで、より良いマーケティング活動を自立して行える状態、すなわち“自走”を実現できるよう支援する」ことを目標に、2023年4月よりSNSマーケティング支援事業を開始し、2年間で約50社を支援してきた。

 これまで、SNSアカウントの立ち上げ、投稿代行、コンテンツ作成、投稿計画の立案、レポート作成、社員研修など、顧客の課題やニーズに応じた多様な支援を行ってきたが、新たに、SNS実務担当者に対し、SNS運用に必要なスキルや知識を継続的にレクチャーする「SNS担当者スキルアップメニュー」の提供を開始した。

 同メニューでは、SNS実務担当者が安定的に自走し、運用を行えるよう、以下の内容を基本的に各2回ずつ、数か月にわたり実施する。

【SNS担当者スキルアップメニューの主な内容】

・撮影現場に訪問し、スマートフォンで撮影可能な簡単なアドバイス
・画像・動画編集アプリやInstagram公式アプリを活用した、ノンデザイナー向け画像・動画編集のレクチャー
・SNS広告配信の基本操作および各種メニューのレクチャー
・SNSキャンペーンの実施方法のレクチャー
・SNS管理ツールの操作方法のレクチャー

 一般的な座学中心の研修ではなく、担当者自身が実際に手を動かしながら習得できる実践的な内容を重視している。

※対応プラットフォームは、Instagram、TikTok、Xを想定している。
※内容や回数は、事前の打ち合わせにより決定する。打ち合わせでは状況や要望を確認し、必要に応じて別プランを提案する場合がある。
※対象は、SNS運用実務担当者で、かつ着任間もない人物を想定しており、レクチャーを受ける人数は原則1〜3名程度とする。

■国内SNSユーザーは1億人以上、企業の活用率は50%未満

 総務省「令和6年版 情報白書」によると、2023年時点での日本国内のSNSユーザーは1億580万人、全世界では49億人に達し、今後も増加が見込まれている(※1)。一方、東京商工リサーチの調査によれば、2023年時点で「SNS運用を行っていない」とする企業が過半数を占め、「行っている」企業は45.1%にとどまっている(※2)。

 企業がSNSを活用しない理由としては、「不祥事・炎上リスク」「人的リソース不足」「安全に運用するための知識・経験の不足」などが挙げられると考えられる。

 しかし、企業が不祥事や炎上を回避しながらSNSを安全に運用すれば、人材採用や認知向上、商品・サービスの認知拡大、ファンの獲得など、多様なメリットが期待できる。

 ジソウは、「SNS担当者スキルアップメニュー」の提供を通じて、「SNS運用を始めたいが懸念が多く着手できていない」「担当者が変わり、知識・スキル面で不安がある」といった課題を抱える企業を支援し、安全なSNS運用の実現を後押しすることで、企業のマーケティングおよび広報活動の強化を図っていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  4. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  5. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  6. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る