ブイ・テクノロジーが急伸、約100億円の大口受注を好感、2年がかりで計上

■高寄りのあと売買交錯だが年商の2割の規模とあって期待強い様子

 ブイ・テクノロジー<7717>(東証プライム)は3月29日、大きく出直って始まり、取引開始後は13%高の2772円(315円高)まで上げて急伸商状となり、今年2月10日以来の2700円台を回復している。28日の15時に「約100億円にて落札」の大口受注を発表し、買い材料視された。株価は高寄りのあと売買交錯だが、2年がかりで売上げ計上するとしたため期待は強いようだ。

 発表によると、「海外大手ディスプレイメーカーが実施する新工場の競争入札に参加、露光装置および検査装置について、当社のこれまでの納入実績と独自のソリューションが高く評価され、約100億円にて落札、このたび受注」した。同社の連結売上高は2022年3月期で約514億円のためインパクト大と受け止められている。今期業績への影響は軽微で、24年3月期および25年3月期での売上計上を予定しているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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