イオンが中国・天津の爆発事故で緊急物資を届け駐車場など提供

株式市場 銘柄

■現状と対応を発表、市内3店舗のうち2店舗は平常通り営業

 イオン<8267>(東1)は18日の夕方、中国・天津市で発生した爆発事故における同社の現状と対応を発表し、現場から約2kmの場所に位置する「イオンモール天津TEDA」が被災したが、「幸い、営業時間終了後であったため、お客さまに被害はありませんでした」などとした。19日は1893.0円(3.0円高)で始まった。

 発表によると、天津市「濱海新区」で発生した爆発事故では、現場から約2kmの場所に位置する「イオンモール天津TEDA」が窓ガラスの破損やモール外壁の一部損傷、店内の一部区域における天井板の脱落等があり、現在被害状況のより詳しい調査を行っている。

 天津市内では、ほかに2店舗(「イオンモール天津中北」「イオンモール天津梅江」)を展開し、いずれも事故現場から数十キロ離れており、事故の影響を受けることなく通常通り営業している。

 事故発生の一報を受けた直後、緊急物資として飲料水や乾麺、スナックなどを届け、当局から許可を受けて一時帰宅した近隣住民の方々の乗用車の待機場所として同モールの平面駐車場の一部を提供している。被災した店舗の営業再開日等は決定次第、随時開示するとした。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る