日本色材がストップ高、業績予想の増額修正、3期ぶり黒字を好感

■「化粧品メーカーからの受注に回復の動き」

 日本色材工業研究所(日本色材)<4920>(東証スタンダード)は4月7日、再び一段高となり、午前9時30分にかけてストップ高の1955円(400円高、26%高)で売買され、そのまま買い気配を続けている。6日の夕刻に業績予想の増額修正を発表し、国内・海外の化粧品メーカーからの受注に回復の動きがあることなどにより、2023年2月期の連結業績予想を従来予想に対し経常利益は47.3%上回る見込みとし、好感買いが集中している。決算発表は4月12日を予定している。

 23年2月期の親会社株主に帰属する当期連結純利益は従来予想を26.5%上回る2.46億円の見込みとし、3期ぶりの黒字に転換するとした。発表では、「つくば工場第3期拡張などの設備投資によって実現した生産能力を活用しきれない状況が続いておりますが、足元の受注は緩やかに回復」しているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る