東理HDは「強制捜査」で急落するが出来高激増し「師走相場」特有の投機買いも

銘柄 下げる

 東理ホールディングス<5856>(東2・売買単位100株)は9日前場、約36%安の78円(39円安)まで急落したあとも下値モミ合いを続け、取引時間中としては11月30日以来の3ケタ(100円台)割れとなった。今朝の取引開始前、就学支援金の不正受給に関して「強制捜査を受けた事実を厳粛に受け止め、引き続き捜査当局に全面的に協力していく」などと発表。下落率ランキングで東証全銘柄のトップとなった。

 ただ、出来高は激増。12月の「師走相場」「モチつき相場」は小型株や材料株が乱舞する傾向があり、同社株には急落後の自律反騰などをイメージして値幅を狙う投機資金が入っているとの見方が出ている。

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