【株式市場】日経平均は144円高、8日続伸、終値ベースで年初来の高値を更新

◆日経平均は2万8658円83銭(144円05銭高)、TOPIXは2040.89ポイント(13.92ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億1234万株

 4月18日(火)後場の東京株式市場は、円安を受けてトヨタ<7203>(東証プライム)が13時頃まで一段ジリ高となり、TDK<6762>(東証プライム)も一段強含んだほか、前場上げた味の素<2802>(東証プライム)は上げ幅を保ち、銀行株や不動産株も堅調で、総じて底堅い相場展開となった。日経平均は170円高で始まり、13時過ぎに前場の高値を抜いて183円44銭高(2万8698円22銭)まで上げ、大引けも堅調で8日続伸。終値で3月9日につけた年初来の高値を更新した。

 後場は、DCMホールディングス<3050>(東証プライム)が一段高となり自社株買いと、みずほ証券による投資判断など好感。カプコン<9697>(東証プライム)は14時頃から急伸し新作ゲーム発表など好感。木村工機<6231>(東証スタンダード)は業績予想の増額など好感され朝から大引けまで買い気配のままストップ高。TORICO<7138>(東証グロース)は引き続き「漫画全巻ドットコム」の新作への期待など言われ後場は大引けまで気配値のままストップ高、2日連続大幅高。ラストワンマイル<9252>(東証グロース)も業績予想の増額など好感され何度もストップ高で売買されながら活況高。セルシード<7776>(東証グロース)は同種軟骨細胞シートに関する化学専門紙報道など受け前場ストップ高のまま買い気配で推移。

 18日新規上場となったジェノバ<5570>(東証グロース)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは1081円(公開価格は470円)の買い気配となった。

 東証プライム市場の出来高概算は10億1234万株(前引けは5億800万株)、売買代金は2兆4933億円(同1兆2084億円)。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1371(前引けは1441)銘柄、値下がり銘柄数は387(同321)銘柄。

 東証33業種別指数は26業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位は、水産農林、その他製品、情報通信、小売り、銀行、食料品、陸運、サービス、電力ガス、卸売り、医薬品、保険、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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