ウェルスナビは後場も急伸相場を継続、ロボアドバイザーの預かり資産8000億円突破に注目集まる

■資産運用を自動で行い「働く世代の支持が拡大」と

 ウェルスナビ<7342>(東証グロース)は4月20日の後場、12%高の1276円(133円高)で始まり、前場の一時135円高に続いて急伸相場を続けている。19日の夕方、自動で資産運用を行うロボアドバイザー『WealthNavi(ウェルスナビ)』の預かり資産が8000億円を突破と発表しており、注目され、下値圏から大きく出直る相場となっている。

 発表によると、『WealthNavi(ウェルスナビ)』は、ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた「長期・積立・分散」の資産運用を、自動で実現するサービス。機能性、透明性、シンプルな手数料が高く評価され、働く世代の支持が拡大しており、強固な顧客基盤を持つパートナー企業を通じた利用も広がっているという。

 8000億円という数字自体については、かつて野村証券が取り扱った個人向け投資信託の新規募集に約1兆円集まり「1兆円ファンド」と経済紙が伝えたたことがあるため、冷ややかな見方もあるが、現代は規模を追う時代ではないと評価する声もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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