IHI、米GEベルノバと実機条件でアンモニア100%燃焼に成功

■実機サイズ燃焼器でフルロード条件を再現、技術的壁を突破

 IHI<7013>(東証プライム)は3月18日、米GEベルノバと共同で、大型燃焼試験においてアンモニア100%燃焼の実証に成功したと発表した。GEベルノバのF型ガスタービンのフルロード運転条件に相当する圧力、温度、流量を再現した環境下で、実機サイズの燃焼器を用いた試験で達成したものである。

 同試験で得られた排出量レベルは、2030年までにアンモニア100%燃焼ガスタービンの実用化を目指す両社の開発ロードマップに沿った水準である。アンモニアは燃焼時にCO₂を排出しない特性を持つことから、発電分野における脱炭素化を支える有力な燃料として期待されており、今回の成果は電力業界の脱炭素化を後押しする重要なマイルストーンと位置付けられる。

 試験はIHIの専用試験設備で実施され、今後は複数の実機スケール燃焼器を用いた検証を継続する方針である。両社はアンモニアを軸としたエネルギー転換の実現に向けて協業を深化させ、低炭素電源の確立と世界的な脱炭素化の推進に取り組む考えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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