清水建設は自社株買いと消却が好感され13時頃から急伸し年初来の高値に進む

清水建設 1803

■消却は約4484万株(消却前の発行株数の5.69%)

 清水建設<1803>(東証プライム)は4月26日の13時に自己株式の取得(自社株買い)と自己株式の消却、2023年3月期の連結業績予想の下方修正を発表し、株価は同時刻過ぎから急伸した。その後もジリ高基調となって14時40分前には10%高の836円(76円高)まで上げ、約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新した。

 自社株買いは、取得上限株数3200万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.32%)、取得総額200億円を各上限として、2023年5月12日から24年1月31日まで行う。消却は、4483万8300株(消却前の発行済株式総数に対する割合5.69%)を、23年5月12日(消却予定日)に行うとした。3月決算の発表は5月11日を予定する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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