【銘柄フラッシュ】東邦金属が急伸しシグマクシスなどの材料株も軽快

銘柄

 21日は、不動産権利処理再販のサンセイランディック<3277>(東1)が増額修正をともなう好決算を再評価とされて3.6%高と上場来の高値を連日更新し、製紙薬品などの星光PMC<4963>(東1)は植物繊維由来の次世代の新軽量素材セルロースナノファイバーを環境省が実証事業との報道を連日好感して昨日のストップ高に続き3.9%高の続伸となり年初来の高値を更新。東邦金属<5781>(東2)は大学との共同開発が伝えられて一時ストップ高の後も強く30.4%高の急伸となった。

 東証1部の値上がり率(上場投信を除く)1位はテクマトリックス<3762>(東1)の17.0%ストップ高で、発行株数の31%に及ぶ自社株買いを好感して急伸。2位はネクスト<2120>(東1)の8.0%高で20日発表の月次動向が好調でストップ高。3位は石川製作所<6208>(東1)の4.0%高となり、北朝鮮と韓国の緊張が伝えられて防衛関連株のイメージ再燃。

 シグマクシス<6088>(東マ)は米サイバーセキュリティ企業との提携などを好感して19.4%ストップ高となり劇的な急反発。GNIグループ<2160>(東マ)はストックオプションの発行などが好感されて8.6%高の急反発。中村超硬<6166>(東マ)は12日発表の四半期好決算などを再評価とされて4.1%高と4日続伸。田中化学研究所<4080>(JQS)は電池容量を従来比7倍に拡大する正極材を化学大手と共同開発したとの化学工業日報の報道などが言われて20.0%ストップ高。文教堂グループホールディングス<9978>(JQS)は8月決算が芥川賞受賞作の効果で上ぶれする期待などが言われて7.9%高となり2007年以来の高値。エイジス<4659>(JQS)は創業家による株式売却を吸収する自社株買いなどが好感されて2.8%高だが3日ぶりに上場来の高値に進んだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る