【株式市場】日経平均は261円高、後場一段と上げ2021年11月以来の2万9400円台に進む

◆日経平均は2万9388円30銭(261円58銭高)、TOPIXは2096.39ポイント(13.30ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は増加し16億6497万株

 5月12日(金)後場の東京株式市場は、ホンダ<7267>(東証プライム)やダイキン<6367>(東証プライム)が寄り後に一段と上げ、今期の業績拡大予想や自社株買い、投資判断など好感されたほか、週明けに決算発表を予定するブリヂストン<5108>(東証プライム)も一段高など、業績動向を買う相場が継続。半導体関連株も11日に決算を発表した東京エレク<8035>(東証プライム)は一段ジリ高など強い銘柄が多い。日経平均は前引けを30円超上回って始まり、13時頃に一服した後は次第高となり大引け間際に299円34銭高(2万9426円06銭)まで上げた。大引けも5日取引日ぶりに年初来の高値を更新し、2021年11月以来の2万9400円台に進んだ。

 後場は、ニーズウェル<3992>(東証プライム)が一段高となり11日発表の決算と株式分割など好感。東洋精糖<2107>(東証スタンダード)やジャパンエンジンコーポレーション<6016>(東証スタンダード)、フレクト<4414>(東証グロース)は今期の大幅増益予想など好感され大引けまで買い気配のままストップ高。みらいワークス<6563>(東証グロース)やマイクロ波化学<9227>(東証グロース)は前引け後に発表の決算が好感され一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は16億6497万株(前引けは8億4592万株)、売買代金は3兆9588億円(同2兆793億円)。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は1031(前引けは894)銘柄、値下がり銘柄数は737(同857)銘柄。

 東証33業種別指数は20業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位は、水産農林、精密機器、ゴム製品、輸送用機器、電力ガス、その他製品、不動産、食料品、小売り、陸運、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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