【株式市場】日経平均は162円高、好決算株など強く後場再び上げ幅を拡げ2日続伸

◆日経平均は3万8963円70銭(162円53銭高)、TOPIXは2733.33ポイント(0.32ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は24億6704万株

 2月12日(水)後場の東京株式市場は、住友電工<5802>(東証プライム)やソフトバンクG<9984>(東証プライム)などが一段と上げ、米トランプ大統領と孫正義氏らが発表したAI開発への巨額投資計画「スターゲート」関連株が強く、日経平均は再び持ち直しながら上げ幅を拡げて2日続伸となった。TOPIXは3日ぶりに反発。三菱重<7011>(東証プライム)も14時頃から高くなり、日本郵船<9101>(東証プライム)などの海運株も上げ幅を保って推移した。

 後場は、みずほFG<8411>(東証プライム)が小高くなるなど銀行株が出直る様子となり、14時半に四半期決算など発表した太平洋セメ<5233>(東証プライム)は急伸、15時に四半期決算と業績予想の増額を発表した石油資源開発<1662>(東証プライム)や日本製鋼<5631>(東証プライム)は一段高。好決算で前場急伸したジャパンインベストメントアドバイザー<7172>(東証プライム)も一段と強含み、同じく西川ゴム工業<5161>(東証スタンダード)は前後場とも終日買い気配のまま大引けストップ高。ランシステム<3326>(東証スタンダード)も一段と上げ四半期決算を連日好感。note<5243>(東証グロース)は物語投稿サイトの創設に期待強まりストップ高となり米Googleとの提携で連騰中の相場に拍車。ヒューマンクリエイションHD<7361>(東証グロース)も一段と上げてストップ高となり四半期決算など好感。

 東証プライム市場の出来高概算は24億6704万株(前引けは12億4125万株)、売買代金は5兆4102億円(同2兆6157億円)。プライム上場1640銘柄のうち、値上がり銘柄数は851(前引けは826)銘柄、値下がり銘柄数は743(同762)銘柄。

 東証33業種別指数は16業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位は、非鉄金属、鉱業、海運、ガラス土石、水産農林、情報通信、ゴム製品、石油石炭、(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■昔ながらの味わいを現代風にアレンジ、全国スーパーなどで展開  第一屋製パン<2215>(東証スタ…
  2.  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)傘下の日清食品は8月18日、「カップヌードル…
  3. ■世界が注目する学問を豊富な事例とイラストで紹介  学研ホールディングス<9470>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  2. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  3. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  4. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  5. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  6. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る