トヨタ自動車は『LEXUS(レクサス)』新モデルへの期待などで高値を更新するが日経平均の騰勢に比べ出遅れ

■4月末からの値上がり率はトヨタ6.3%、日経平均8.6%

 トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は5月23日、反発基調となり、取引開始後に1979.0円(29.0円高)まで上げる場面を見せて2日ぶりに年初来の高値を更新し、2022年12月以来の高値に進んでいる。22日、『LEXUS(レクサス)』から新型「LBX」を2023年6月5日(月)に世界初披露と発表したことなどが好感されている。

 ただ、株価は4月末日の終値1857円からの値上がり幅が122円で値上がり率は6.3%。一方、この間の日経平均の値上がり率は8.6%(4月末日の終値2万8856円44銭から5月23日朝の高値3万1352円53銭まで2496円09銭高)。この間に発表された決算での今期見通しは好感されたが、グループ会社ダイハツ工業のハイブリッド車に関する認証不正問題が影を投じたと見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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