【話題】アップルが開発した初の空間コンピュータ発売へ、デジタルコンテンツと実世界をシームレスに融合

■4Kテレビよりも多くの画素数をそれぞれの目に提供

 Apple Vision Proは、Apple(アップル)が開発した初の空間コンピュータだ。これは、デジタルコンテンツと実世界をシームレスに融合させる画期的なデバイスである。目、手、声を使って操作でき、好きなことを今までにない方法で楽しめる。2つのマイクロLEDディスプレイを搭載し、4Kテレビよりも多くの画素数をそれぞれの目に提供する。空間オーディオに対応したオーディオシステムも搭載しており、映画館を超える臨場感を感じられる。

 M2チップとR1チップのデュアルチップ構成で、高いパフォーマンスと空間認識能力を実現する。12個のカメラと5つのセンサーが周囲の環境を理解し、手の動きや視線の動きを検知する。Vision Proは、3Dカメラとしても機能し、空間再現写真や空間再現ビデオの撮影が可能だ。これらの写真やビデオは、Vision Proで見ると実物大のスケールと鮮やかな色で再現される。

 Apple Watchと同じようなDigital Crownを備えており、没入レベルを調整することができる。また、Optic IDという虹彩認証システムでロック解除することができる。Vision Proは、2024年初頭に米国で発売される予定で、価格は3499ドル(約48万8000円)。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る