WASHハウスは半導体企業の九州進出など好感され再び急伸

株式市場 銘柄

■TSMCは第2工場、SCREENは半導体人材育成施設

 WASHハウス<6537>(東証グロース)は6月8日、次第高から急伸商状となって再び上値を追い、午前11時にかけて26%高の378円(77円高)まで上げて2日ぶりに年初来の高値を更新している。九州が地盤とあって、「TSMC、熊本に『第2工場』」(日本経済新聞6月7日付朝刊)、「SCREEN、熊本に半導体人材の育成施設」(同6月7日付朝刊)と連日伝えられたことなどが買い材料視されている。

 九州への工場設置の動きは、「ソニーG、熊本に工場用地取得、『半導体銀座』へ集中投資」(同6月2日付)と伝えられるなど、半導体関連産業の進出が続いている。中でも熊本県は地下水がきれいで豊富とされ、半導体製造に有利とされる。きれいで豊富な水はWASHハウスにとっても有利に働くと連想を強める様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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