日本取引所Gが連日高値、日経平均の33年ぶり高値相場で潤う期待

東京証券取引所

■相場が天井を打って乱高下局面に入っても活況相場なら歓迎要因に

 日本取引所G(日本取引所グループ)<8697>(東証プライム)は6月15日、前後場ともジリ高基調を続けて上値を追い、13時過ぎに4%高に迫る2573.0円(93.0円高)まで上げた後も堅調に売買され、2022年1月以来の2500円台に進んでいる。株式市場の出来高や売買代金の増加と収益構造がおおむね比例するため、日経平均の33年ぶりの高値更新相場が連想買いを呼んでいると見られている。

 出来高や売買代金は、実際には、まだ大きな増加傾向を見せていないが、相場がいよいよ活況高になってくると出来高も増加するケースが多いとされ、期待の余地は大きいようだ。また、相場が天井を打って乱高下の局面に入ると出来高は急増する事が多いため、相場が波乱商状に転じても取引所にとっては歓迎要因になる形だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る