【株式市場】日経平均は252円安、為替介入への警戒感あり手控え模様、海運、銀行などは高い

◆日経平均は3万2446円70銭(252円11銭安)、TOPIXは2247.31ポイント(12.86ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億302万株

 6月27日(火)前場の東京株式市場は、1ドル143円台半ばへの円安基調を受けて自動車株や電子部品株などが高く始まったものの、ほどなく値を消す銘柄が目立ち、大手商社株も朝方を除きおおむね軟調。一服相場が継続の様子となった。一方、このところ高配当株指数が堅調とされて海運株が軒並み上げ、川崎汽船<9107>(東証プライム)は証券会社による目標株価の引き上げもあり10%高。みずほFG<8411>(東証プライム)などの大手銀も高い。日経平均は68円安で始まり次第安となり、午前10時30分に391円82銭安(3万2306円99銭)まで下押したが、以後は150円ほど持ち直して前引けとなった。

 JSR<4185>(東証プライム)が2日連続大幅高となり国策ファンドによるTOB価格(1株4350円)に向けて急伸。ミマキエンジニアリング<6638>(東証プライム)は業績上振れ期待やウクライナ復興関連など言われ一段高。三東工業社<1788>(東証スタンダード)は6月期末配当予想の増額修正が好感され一段高。THEグローバル社<3271>(東証スタンダード)は業績予想の増額が好感され一時ストップ高。Waqoo<4937>(東証グロース)は引き続き薬用炭酸育毛剤の新製品など材料視され一段高。

 新規上場のエリッツホールディングス<5533>(東証スタンダード)は午前9時50分過ぎに2000円(公開価格1580円の27%高)で初値をつけ、その後2500円(同58%高)まで上げ、そのまま前引けは高値引け。同じくクオリプス<4894>(東証グロース)は取引開始後に1680円(公開価格1560円の7.7%高)で初値をつけた。その後1690円まで上げる場面を見せ、前引けは1466円。また、札幌取引所にGSI<5579>(札証本則)が上場した。

 東証プライム市場の出来高概算は6億302万株、売買代金は1兆8026億円。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は459銘柄、値下がり銘柄数は1282銘柄。

 東証33業種別指数は10業種が値上がりし、海運、石油石炭、空運、銀行、電力ガス、保険、陸運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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