And Doホールディングスが「ハウス・リースバック」で取得した不動産を流動化、今回は帳簿価格39.0億円、譲渡価格48.8億円の予定

■棚卸資産を譲渡、戸建住宅や区分所有建物など286件(予定)

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は6月27日15時に「ハウス・リースバック」にて取得した個人住宅などの不動産の流動化(棚卸資産の譲渡)を発表した。

■保有資産の効率的活用や財務の健全化に寄与

 今回の譲渡価格は48億82百万円(予定)、帳簿価格は39億02百万円(予定)、譲渡益は9億80百万円の見込み(予定)。ファンドであるHLB14号合同会社(東京都千代田区、事業内容:不動産信託受益権の取得、保有及び処分)に当該信託受益権を譲渡することについて6月27日に決議した。

 「ハウス・リースバック」は、不動産を活用することで高齢者や個人事業主をはじめとした様々な方々の資金ニーズに応えることができるサービスとして、大変好評をいただいている。同社では、安定的な収益確保と持続的な成長を図るため、「ハウス・リースバック」の取扱い件数増加およびエリア拡大に努めており、取得した個人住宅などの資産を流動化することで、さらなる収益拡大を図るとともに、保有資産の効率的活用及び財務の健全化につなげている。

 今回流動化(譲渡)する不動産(信託受益権)は、首都圏・中部圏・近畿圏を中心とした戸建住宅および区分所有建物で、対象不動産件数は286件(予定)、平均・戸当り約17百万円、譲渡価格は48億82百万円(予定)、帳簿価格は39億02百万円(予定)、譲渡益は9億80百万円(予定)。

 信託受益権譲渡日は2023年6月29日(予定)。これに伴い、同社は23年6月期連結決算において上記譲渡価格を売上高に計上する見込み。また匿名組合出資分の配当は営業外収益として計上する予定。なお、本件は22年8月15日に公表した23年6月期の通期業績予想に含まれており、現時点での通期業績予想の変更はない。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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