日本電子材料が一段高、国内での半導体生産拡大を好感、九州での新棟建設などに注目再燃

半導体 エレクトロニクス

■直近はSBIホールディングスと台湾企業の国内工場建設も買い材料視

 日本電子材料<6855>(東証スタンダード)は7月7日、2日続伸基調の一段高となり、6%高の1885円(114円高)まで上げた後も1860円前後で売買され、4日ぶりに年初来の高値を更新し、2022年6月以来の高値に進んでいる。半導体検査用部品プローブカードの大手で、直近の上げ材料としては、5日にSBIホールディングス<8473>(東証プライム)が台湾・力晶積成電子製造(PSMC)の半導体生産拠点を日本に誘致と伝えられたことも効いているようだ。

 また、6日付でホームページに掲載した「第64期、決算のご報告」には、2024年10月を竣工予定時期として熊本事業所に新棟を建設し生産能力の強化を図ることなどが記されており、あらためて注目し直される様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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