KYORITSUは再び上げ一段高、「中期事業計画」を契機に動意強める

銘柄

■タテ読みコミックスのデジタル制作関連事業など新規事業で価値創造

 KYORITSU<7795>(東証スタンダード)は7月7日、次第高となって午前10時30分にかけて10%高の180円(16円高)まで上げ、7月4日の8%高に続いて再び一段高となっている。7月3日の「中期事業計画」発表を契機に動意を強めており、2025年3月期の連結売上高500億円(23年3月期比24%増)という計画などに期待が強いようだ。

 協立印刷を中核とする印刷会社だが、計画では、25年3月期の連結売上高500億円のうち170億円を「新規事業による価値創造」による売り上げで占めるとした。新規事業のうち、デジタル事業では、すでに電子書籍市場で広がっているタテスクロールコミックス(スマホのタテ読み漫画)形式のデジタル制作で出版社・電子書店・作家などの依頼に応えられる企業を目指し、自社投稿サイトを立ち上げ運営を開始した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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