【株式市場】日経平均は245円安、円高基調を受け自動車・半導体・電気精密、大手商社株など軟調

株式市場 証券取引所

◆日経平均は3万1957円86銭(245円71銭安)、TOPIXは2223.55ポイント(12.85ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億3091万株

 7月12日(水)前場の東京株式市場は、朝から為替が円高基調となったことなどを受け、自動車株や半導体・電気精密、大手商社株などが軟調になり、NY株の2日続伸が効かず、機械株や重工、重電株も軟調に推移した。一方、ニトリHD<9843>(東証プライム)や良品計画<7453>(東証プライム)は続伸基調となり、円高の背景には日銀の金融政策を巡る予想もあるとされ、みずほFG<8411>(東証プライム)などもしっかり。日経平均は取引開始直後の108円16銭高(3万2312円03銭)を上値に下げはじめ、午前10時20分過ぎに411円86銭安(3万1791円71銭)まで下押したが、前引けにかけては200円近く持ち直した。

 パルグループホールディングス<2726>(東証プライム)が急伸し第1四半期の大幅増益と株式分割を好感。タマホーム<1419>(東証プライム)は5月決算と増配など好感され活況高。タカキュー<8166>(東証スタンダード)も第1四半期決算など好感され活況高。先に発表した決算が好調だった三陽商会<8011>(東証プライム)、わらべや日洋ホールディングス<2918>(東証プライム)なども見直し買いで高い。デジタリフト<9244>(東証グロース)は業績予想の大幅増額修正が好感されストップ高。ボードルア<4413>(東証グロース)は第1四半期の大幅増益など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億3091万株、売買代金は1兆6834億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は655銘柄、値下がり銘柄数は1091銘柄。

 東証33業種別指数は11業種が値上がりし、鉱業、水産農林、海運、小売り、銀行、その他製品、鉄鋼、石油石炭、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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