カーチスHDが一段高、「ビッグモーター」の件を受け『漁夫の利』を期待

■一部にはビッグモーターの業務停止まで念頭に買い進む動きもある様子

 カーチスHD(カーチスホールディングス)<7602>(東証スタンダード)は7月27日、一段高で始まり、取引開始後は14%高の258円(31円高)まで上げ、2日連続大幅高となっている。中古車の買い取り販売を軸に自動車の流通に関わる事業を行っており、「ビッグモーター」の保険金不正請求問題を受けて『漁夫の利』を享受する期待が強まっているようだ。

 ビッグモーターに関する報道では、国交相の聴取や損保会社に対する金融庁の動向が伝えられた他、「店舗前の街路樹枯れ、名古屋市が緊急土壌調査検討」(TBSニュース7月26日14:03)と伝えられるなどで広がりをみせる様子がある。業務停止に発展する可能性も念頭にカーチスHDを買う動きもあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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