メドレーがストップ高、業績予想を大幅に増額修正、信用売り多く買い戻し注文も上げに拍車の見方

■12月通期の連結経常利益は従来予想を70%上回る額に

 メドレー<4480>(東証プライム)は8月15日、ストップ高の5490円(700円高、16%高)で始値をつけた後そのまま買い気配を続け、急反騰の相場となっている。14日の15時に第2四半期決算と12月通期業績予想の大幅な増額修正を発表。信用売り残が買い残を6割も上回る規模とあって、売り建て投資を手仕舞う(買い戻す)目的の買い注文も交えて上げに拍車がかかったと見られている。

 第2四半期連結決算(2023年1月~6月・累計)は人材プラットフォーム事業、医療プラットフォーム事業とも好調で、売上高が前年同期比52%増加し、営業利益は同90%増加した。12月通期の連結業績予想は、23年2月に開示した前回予想に対し、営業利益は38%、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は各70%上回る額に見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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