マーキュリーは一時ストップ高、業績予想の再増額修正を好感、一段と出直り強まる

■1月14日に続く再増額修正、注目集中

 マーキュリー<5025>(東証グロース)は4月14日、買い気配始まり一時ストップ高の750円(100円高、15%高)まで上げ、一段と急激に出直っている。前取引日の13日に25年2月期の通期業績予想の増額修正を発表し、2025年1月14日に続く再増額修正となったため注目が強まっている。

 1月14日の増額修正は、24年11月にプラットフォーム事業の仲介領域で大型のショット収益を計上したことが主要因だった。今回は、主力サービスの一つである賃貸サマリのSaaS化等を推進するための研究開発投資にかかる費用が想定を大幅に下回って推移したことなどにより、営業利益を前回予想を18.1%上回る見込みに見直し、当期純利益は同58.0%上回る見込みに見直した。本業も好調の様子で、売上高も同0.5%上回る見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る