エンビプロ・HDが値上がり率上位に躍進、クレハのリチウムイオン電池材料増強を受け連想買いの見方

■資源循環事業、リチウムイオン電池リサイクル事業など行う

 エンビプロ・HD(エンビプロ・ホールディングス)<5698>(東証プライム)は8月23日、急激に出直る相場となり、10%高の577円(53円高)まで上げた後も7、8%高で売買され、午前10時にかけて東証プライム銘柄の値上がり率2位から3位につけている。資源循環事業、リチウムイオン電池リサイクル事業、グローバルトレーディング事業、などを行い、クレハ<4023>(東証プライム)が22日付でリチウムイオン二次電池用バインダーなどに使われるフッ化ビニリデン樹脂の生産能力7割増強を発表したことを受け、リチウムイオン電池市場の拡大とともにリサイクル需要も増えるとの見方で注目が強まったとみられている。

 前6月期の連結決算は売上高が14%減となり、各利益とも減益だったが、今期・2024年6月期の予想は売上高を18%増とし、各利益とも増益に転じる見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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