キオクシアHDが一段高、上場3日目、時価総額では東芝から独立時の半分とされ割安感

■米国の政策などで逆風もあるが第2四半期は営業利益など過去最高

 上場3日目のキオクシアHD(キオクシアホールディングス)<285A>(東証プライム)は12月20日、続伸一段高となり、取引開始後は12%高の1930円(210円高)まで上げて上場来の高値を連日更新している。旧・東芝メモリ株式会社。公開価格は1455円。上場初日の終値1601円で算出した時価総額は「8630億円と、東芝から独立時の2兆円の半分以下」(日本経済新聞12月19日付朝刊より)と伝えられたこともあり、割安感が強いとの見方が出ている。

 旧・東芝メモリ株式会社で、2019年10月に社名をキオクシア株式会社へと変更。2025年3月期・第2四半期(7~9月)の連結業績は、PC・スマートフォン向け需要で在庫調整の影響があったものの、データセンター・エンタープライズ向けSSDの強い需要などにより出荷量(記憶容量ベース)が増加し、売上収益、営業利益は過去最高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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