NANO MRNAはノーベル生理学・医学賞に「mRNA」で注目再燃、小高い程度だが本番は4日の化学賞の見方

■創業者の片岡一則氏(川崎市産業振興財団)が有力候補に

 NANO MRNA<4571>(東証グロース)は10月3日、215円(6円高)で始まった後210円前後で売買され、堅調だが伸びきれない相場となっている。社名にコロナワクチンで有名になった「mRNA」(メッセンジャーRNA)を冠し、2日発表になった2023年のノーベル生理学・医学賞を「mRNA」の基盤技術に関する研究に携わった米ペンシルベニア大学のカタリン・カリコ非常勤教授(68)と同大のドリュー・ワイスマン教授が受賞したため注目された。同社の創業者で現取締役の片岡一則氏(川崎市産業振興財団)が「ナノマシン」開発でノーベル化学賞の有力候補と伝えられており、化学賞が発表される10月4日夕方に向けて期待する様子もある。

 2023年のノーベル賞の発表予定は、3日:物理学賞、4日:化学賞、5日:文学賞、6日:平和賞:9日経済学賞、と伝えられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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