マーチャント・バンカーズの香港子会社MBK ASIA LIMITEDと香港の税務会計事務所が投資業務開発などで業務提携

■会計事務所の顧客の資金需要や諸相談に乗り日本進出のサポートも

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は8月28日の夕方、香港子会社MBK ASIA LIMITEDと香港の会計事務所会社で主に法人向けに税務会計サービスを提供するCORPORATE ACCOUNTS CONSULTANCY LIMITED(香港、CAC社)が投資業務開発等に関する業務提携を行ったと発表し、マーチャント・バンカーズグループとして、香港における投資事業を強化するとした。業務提携は2023年8月28日付で決定並びに契約締結のうえ、提携業務を開始する。

■香港は、いぜん世界的に税制面などで中堅・中小企業に有利な事業環境

 マーチャント・バンカーズは、投資会社として、都市部の好利回りのマンションへの投資により、長期的かつ安定的な収益を確保のうえ、(1)将来性や社会性の高い企業や案件への投資、(2)収益物件の保有より短期間でより高いリターンが期待できる、ファクタリングやブリッジ案件への投資、などをを行い、安定性と、成長性や将来性・社会性を兼ね備えた投資会社を志向している。

 香港は、依然として、全世界的に見ても、税制面や経済の自由度など、中堅・中小企業に有利な事業環境といわれており、CAC社は、香港の数多くの優良中堅・中小企業をクライアントとして、質の高い税務会計サービスを提供している。

 MBK ASIA LIMITEDでは、今回のCAC社との提携により、CAC社のクライアントより、資金調達をはじめ、事業に関するさまざまな相談を受け、マーチャント・バンカーズグループとしてのビジネスにつなげていく。

 資金面でのニーズについては、慎重な協議と調査を経て、ファクタリングや株式投資による投資として、取り組んでいく。また、日本への事業展開ニーズに対しても、日本進出のサポートや日本企業との資本・業務提携のアレンジメントを行い、ビジネスとして取り組んでいく。

 当社は、2021年6月に売却によりエグジットしたCN Innovations Holdings Limited(2021年6月28日付「業績予想の上方修正に関するお知らせ」にて公表)など、積極的に香港での事業に取り組んできたが、今回のCAC社との業務提携により、香港で優良な案件を開発し、香港での事業をさらに強化する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る