スリー・ディー・マトリックスは第1四半期の売上高95%増など好感されがストップ高

■2023年5~7月、経常利益と純利益が黒字に転換

 スリー・ディー・マトリックス<7777>(東証グロース)は9月14日、飛び出すような急伸相場となり、午前9時30分前にストップ高の186円(50円高、37%高)まで上げた後もほとんどストップ高買い気配を続けている。13日の15時過ぎに発表した第1四半期決算(2023年5~7月・連結)の売上高が前年同期比95%増の8億27百万円となり、経常利益と四半期純利益は前年同期比で黒字に転換、注目集中となった。

 この第1四半期は、米国での製品販売が同978.6%増となり、欧州における製品販売は同45.7%増となった。日本における製品販売は同175.2%増となった。米国で適応拡大を目的とした市販前届を申請していた止血材(TDM-621)が23年3月に販売承認を取得したほか、粘膜隆起材(TDM-644)は22年12月より保険適用が開始された。独自開発の次世代止血材(TDM-623)は23年8月に症例登録を完了した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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