ファーストコーポレーションは総合建設業の小林工業と共同住宅建設の請負工事受注で業務提携

■建設共同企業体を組成し共同施工を行う

 ファーストコーポレーション<1430>(東証プライム)は15日、総合建設業の小林工業(群馬県前橋市)との間で、共同住宅建設に係る請負工事受注に関する業務提携基本契約を締結すると発表した。

 同社グループは、現在中期経営計画「Innovation2023」のもと、業容の拡大と永続的で安定的な企業活動の基盤構築に向けた成長戦略を推進している。具体的には、1.中核事業強化の継続、2.再開発事業への注力、3.事業領域拡大による新たな価値創出、4.人材の確保・育成、働き方改革の推進を掲げ、業容の拡大と利益水準の向上に取り組んでいる。

 一方、小林工業は、前橋市内の老舗有力企業として、民間元請け工事を主体とした建築工事、土木関連工事等の総合建設業のほか不動産賃貸業等を展開しており、豊富な施工実績と高い施工能力を有している。持続的成長と安定した営業基盤の確立という観点から、事業領域の拡張と更なる業容の拡大を目指している。現在、同社と小林工業は、「JR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業施設建築物建設工事」において、他の2社と4社にて共同企業体を組成し共同施工している。

 今回、同社が有する受注営業力、企画提案力及び施工能力と小林工業が有する施工能力を相互に活用し、共同で工事施工を推進することで、同社においては施工能力の拡大と施工実績の積み上げ、小林工業においては事業領域の拡張と施工実績の積み上げが図られることから、双方の利益拡大が見込めるものとの合意に至り、小林工業と業務提携を行うこととなった。

 そして、業務提携では、同社が受注し建設する共同住宅等の建築工事について、双方協議のうえ選定し、建設共同企業体を組成し共同施工とすることとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る