マーチャント・バンカーズが上場株式を担保とした融資事業に進出、投資会社として、さらなる企業価値の拡大めざす

マーチャント・バンカーズ

■株式の管理についてはワンアジア証券との業務提携で対応

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)はこのほど、上場株式を担保とした融資事業への取組みを発表し、投資会社として、収益性や安定性を向上することにより、さらなる企業価値の拡大を志して行くとした。(以下、敬体略)(HC)

【株式担保融資事業取組み開始に関するお知らせ】

<2025年1月14日|プレスリリース>

 当社は、上場株式を担保とした融資事業に取組み、投資会社として、収益性や安定性を向上することにより、さらなる企業価値の拡大を志していく。

 現状、当社の投資事業は、ネット利回り5%以上の不動産収益物件を中心に取り組んでいるが、株式担保融資は、貸出利率15%と、より高い収益性を確保していく。さらに、株式担保融資事業の資金に関して、金融機関等の資金提供者との協力関係を構築し、資金効率を高めながら、不動産収益物件と並ぶ投資事業の柱として、規模の拡大をはかる。

 株式担保融資案件の取組みに際しては、担保株式を発行する上場会社の財務状況や、株式の流動性等から、担保株式の売却等による回収可能性を慎重に検討のうえ、行うものとする。

 また、担保となる株式の管理については、ワンアジア証券株式会社(本店:東京都千代田区九段北一丁目6番4号日新ビル3階、代表取締役 荒井崇氏)と業務提携し、同社で担保である上場株式の保護預かり並びに質権設定を行う。

 常勤の貸金業務取扱主任者など、貸金業者登録に必要な要件は確保しており、手続きの上、速やかに上場株式担保融資事業の取組みを開始する。

 なお、当社は、2020年6月22日付でPR情報「貸金業の取組み開始のお知らせ~医療分野への取組みに注力~」を、2020年8月17日付でPR情報「インターネットによる貸金業の本格的開始のお知らせ」をそれぞれ公表し、インターネットを含めた貸金業へ参入したが、2022年8月10日に当社において貸金業務取扱主任者が退職したことに伴い、担当者不在となったため、貸金業自体を廃業した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る