ビジョナルは底堅い、「ビズリーチ」が東工大と連携、同大発スタートアップの客員起業家を募集、注目集まる

■第1弾として鈴木、刑部両教授の各々研究シーズによる起業の経営者候補を募る

 ビジョナル<4194>(東証グロース)は10月6日、7500円(70円高)まで上げた後軟化する場面を交えて底堅く売買され、2日続けて出直る相場となっている。5日午後、連結子会社ビズリーチ(東京都渋谷区)が大学発スタートアップ創出を目指して東京工業大学(益一哉学長)との連携協定を10月1日に締結したと発表、注目されている。

 発表によると、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト『ビズリーチ』上で人材を募集することによって、東工大のスタートアップ人材登用の仕組み構築に向けて連携する。その第一弾として、鈴木賢治教授(東京工業大学:科学技術創成研究院)と刑部祐里子教授(東京工業大学:生命理工学院)それぞれの研究シーズを基に起業するための経営者候補として、客員起業家(EIR)を募集する。また、併せて学内のスタートアップ支援を行っている東京工業大学イノベーションデザイン機構で起業・成長支援を担う高度専門人材を募集する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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