
■無人車両でプラントやインフラ現場の点検・保守業務を自動化
ブルーイノベーション<5597>(東証グロース)は6月3日、急伸し、午前10時半前にストップ高の1420円(300円高、27%高)まで上げ、前引けまで買い気配を継続。2日連続ストップ高で一段と出直りを強める相場になった。2日にドローン操縦・運用に関するライセンス講習プログラムの今秋始動を発表して好感され、3日は、「次世代モビリティ×BEP連携による『スマートメンテナンス』プロジェクトを始動」と発表したことに期待が高揚、株価は一段高となった。年初来の高値1443円(2025年3月21日)に迫っている。
3日午前に発表した「スマートメンテナンス」プロジェクトは、スズキ<7269>(東証プライム)の電動モビリティベースユニットを活用したUGV(無人地上車両)と、ブルーイノベーションが提供するデバイス・データ統合プラットフォーム「Blue Earth Platform(BEP)」技術の連携により、プラントやインフラ現場における点検・保守業務の自動化・省人化・高効率化を推進するプロジェクト。6月4日から幕張メッセにて開催される「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2025」で参考展示するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)