電力株が一斉高、経済対策で電気料金補助を継続の可能性大とされ値上げ巡る期待再燃

電力株 送電線

■中東情勢を受け再び原油・ガス高に直面するケースを想定

 東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)は10月17日、再び出直って始まり、取引開始後は3%高に迫る646.0円(15.9円高)まで上げ、反発幅を広げている。政府が10月末にまとめる経済対策では電気・ガス・ガソリンの値上がり緩和補助を継続強化する可能性が強いとされ、電力会社としては、中東情勢を受けた原油・ガス高に直面しても、ある意味ムネを張って値上げできるとの見方が出ている。

 また、今朝は日経平均が急反発しており、取引開始後に500円高。全体相場の急反発に乗っている面もある。関西電力<9503>(東証プライム)、東北電力<9506>(東証プライム)など、電力株は一斉高となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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