ムーンバットが後場一段高、連日の猛暑で日傘の需要増加など材料視

株式市場 銘柄

■20年の東京五輪の盛夏開催に向けて需要環境は好調の見方

 ムーンバット<8115>(東2)は23日の後場、一段と強含んで14時40分にかけて6%高の997円(54円高)まで上げ、本日の現在高。出直り幅を広げている。洋傘、帽子などで知られ、連日の全国的な猛暑を受けて日傘の需要増加などを連想して注目する動きが強まったようだ。

 このところの業績は、2016年3月期を底にした回復傾向に一巡感が出てきたとの見方があり、株価も18年に入ってからは1000円台に乗ると上げどまる形で上値が抑えられている。しかし、20年の東京五輪が盛夏の開催になるため、20年にかけての需要環境は好調との見方がある。このため、猛暑関連としての株価材料は一過性で終わらないとの期待があり、軟化しても回復が早い要因になっているようだ。(HC)

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