【株式市場】米ハイテク株高や円安が好感され日経平均は394円高まで上げ前引けも高値圏で推移

株式

◆日経平均は2万6787円54銭(353円92銭高)、TOPIXは1768.38ポイント(13.46ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増勢となり13億3122万株

 12月1日(火)後場の東京株式市場は、前引けにかけて上げたソニー<6758>(東1)信越化学<4063>(東1)などが上げ一服から徐々にダレ模様になり、日経平均は13時過ぎに前場の高値(393円85銭高の2万6827円47銭)に迫ったが徐々に値動きが重くなった。それでも上げ幅300円台を保ち大幅に反発した。

 後場は、シャープ<6753>(東1)が大きく持ち直し、前場の一時5%安から2%高まで上げる場面を見せ、アマテイ<5952>(東2)や日本パワーファス<5950>(東2)は大阪コロナ重症センターのような病棟の増設が広がる期待などで活況高。フィット<1436>(東マ)は政府の脱炭素・クリーンエネ社会に合致とされ今12月期の業績上振れ期待も言われてストップ高。グロームHD<8938>(JQG)は病院業務の受託などに注目集まり高値を更新。

Sansan<4443>(東マ)はクラウド名刺管理サービスを経団連事務局が採用とされて、反発。ピースリー<6696>(東マ)は長野トヨタとの提携が材料視されて前場急伸したまま高値圏で推移。

 東証1部の出来高概算は増勢となり13億3122万株(前引けは6億3810万株)、売買代金は2貯8192億円(同1兆3431億円)。1部上場2177銘柄のうち、値上がり銘柄数は1526銘柄、値下がり銘柄数は577銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種(前引けは26業種)が値上がりし、値上がり率上位は、証券/商品先物、非鉄金属、金属製品、倉庫/運輸、海運、不動産、繊維製品、その他金融、機械、鉄鋼、ガラス/土石、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る