【株式市場】前場の日経平均は770円高、日米の金利安定とNY株高など好感

◆日経平均は3万2720円52銭(770円63銭高)、TOPIXは2363.54ポイント(41.15ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億7541万株

 11月6日(月)前場の東京株式市場は、米国の金利低下を受けた日本の長期金利低下やNYダウの直近2日間で787ドル高の急伸などが好感され、レーザーテック<6920>(東証プライム)が高値を更新しトヨタ<7203>(東証プライム)は戻り高値に進むなど、主力株が軒並み値上がりした。日経平均は500円高で始まり、ほどなく700円高に達したあともジリ高傾向を続けた。午前11時過ぎには816円65銭高(3万2766円54銭)まで上げ、前引けも上げ幅700円台で大幅高となった。

 四半期決算と業績予想の増額修正などを発表した日東紡績<3110>(東証プライム)、SWCC<5805>(東証プライム)、スーパーバッグ<3945>(東証スタンダード)などが急伸商状となり、大和自動車交通<9082>(東証スタンダード)は国会での「ライドシェア」審議や調整一巡感のチャート妙味などで再び出直り急。ネクストジェン<3842>(東証グロース)、免疫生物研究所<4570>(東証グロース)は第2四半期の黒字転換などで一時ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億7541万株、売買代金は2兆5421億円。プライム上場1659銘柄のうち、値上がり銘柄数は1322銘柄、値下がり銘柄数は294銘柄。

 東証33業種別指数は30業種が値上がりし、非鉄金属、輸送用機器、機械、電気機器、サービス、精密機器、その他金融、不動産、ゴム製品、空運、卸売り、鉄鋼、情報通信、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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