マーチャント・バンカーズが事業用賃貸マンションを取得、年間家賃収入10億円の目標まであと15億円程度(2~3物件取得)に

マーチャント・バンカーズ

■安定収益をベースにEVや再生エネなどの成長分野に投資

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は11月6日の午後、事業用賃貸マンションの取得について発表し、名古屋市の物件を取得価格5億49百万円(税込)、取得日2023年11月中旬(予定)で取得するとした。これにより、年間36百万円程度、ネット利回りは5.0%程度が見込め、安定的な家賃収入を売り上げとして確保するとともに、年間12百万円程度、親会社株主に帰属する当期純利益が増加する見通しになるとした。

 同社では、年間家賃収入10億円の確保を目標に、積極的に収益性と資産性の高い大都市圏の賃貸マンションの取得を進めており、速やかに達成する方針。本物件の取得により、保有物件数は25物件、取得価額の合計は130億円程度となる。

 年間家賃収入は9.2億円体制となり、あと15億円程度(2~3物件程度)の取得により、目標として掲げている年間収入10億円体制を達成する。達成の時期については、2024年10月期第1四半期(2023年11月1日から24年1月31日まで)になるよう、購入候補物件の精査並びに金融機関との協議を進めているとした。

 速やかに年間家賃収入10億円体制を確保し、さらに、物件売却による利益の確保により、財務体質を強化しながら、物件の取得を進めてまいり、安定的収益基盤を強化して行く計画。投資会社として、強固な安定的収益基盤をベースに、EV(電気自動車)や再生エネルギーをはじめ、積極的に、今後の成長性の見込まれる分野への投資に取り組み、投資家が夢を持てる企業体を志していくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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