三洋貿易が23年9月期末配当を増配、過去最高の売上高・利益を計上した9月決算など総合的に勘案

■期末配当は22円(前年同期比2円の増配)の予定に

 三洋貿易<3176>(東証プライム)は2023年9月期の期末配当について、業績などを総合的に勘案した結果、期末配当を1株当たり22円(直近予想比1円増、前年同期比2円の増配)の予定に見直す。23年9月期の業績が過去最高の売上高、及び利益を計上したことなどを総合的に勘案した。これにより、第2四半期末配当21円と合わせた23年9月期の年間配当は43円(前期比3円の増配)となる。今期・24年9月期の予想は現段階で同額の見込みとした。

 同社は、株主への利益還元を経営の最重要課題のひとつと考えている。長期にわたり安定した配当を行うことを基本方針とし、継続的な企業価値の拡大に向けた一層の経営体質強化とこれによる安定的な収益力の増強により、1株当たりの配当増額を目指して取り組んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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