フレクトは朝からストップ高買い気配、決算とともに「高い関心が想定される事項」も発表し注目集中

■期初に費用先行し年度末3月にかけて発注額が増える傾向

フレクト<4414>(東証グロース)は11月8日、気配値のままストップ高の3840円(700円高、22%高)に達し、午前11時現在、まだ値のつかないまま急伸相場となっている。7日の夕方に発表した第2四半期決算(2023年4~9月・累計)の営業利益が前年同期の5.2倍に達するなど大幅増益となり、決算とともに「高い関心が想定される事項」も発表し、注目集中となった。

「高い関心が想定される事項」では、業績に季節性があり、売上高は顧客企業の会計年度末である3月にかけて発注額が増える傾向にあること、期初に新卒の採用教育費・労務費が発生するなどで第1四半期の利益貢献は小さく、第4四半期にかけて利益貢献していく傾向にあること、などを開示した。3月通期の業績予想は全体に据え置いたが、こうした傾向を踏まえて通期の業績に上振れ期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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