【株式市場】前場の日経平均は288円高、米NSDAQの9日続伸と円安など好感

東京証券取引所

◆日経平均は3万2454円92銭(288円44銭高)、TOPIXは2317.51ポイント(11.56ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億2768万株

11月9日(木)前場の東京株式市場は、米NSDAQの9日続伸と円安などを受けて東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株が続伸活況高となり、ホンダ<7267>(東証プライム)などの自動車株も活況高。伊藤忠<8001>(東証プライム)なども上げ、米バフェット氏の投資会社が今年2回目の円建債の発行を準備とされ、調達した円貨で再び投資活発化の期待。出光興産<5019>(東証プライム)などの石油関連株もしっかり。証券株も高い。日経平均は149円高で始まり、午前10時40分にかけて331円26銭高(3万2497円74銭)まで上げ、前引けも上げ幅288円で強さを見せつけた。

ミツバ<7280>(東証プライム)とローランド<7944>(東証プライム)がストップ高となり第2四半期の大幅増益など好感。三菱瓦斯化学<4182>(東証プライム)は自社株買いの発表もあり大幅反発。インプレスホールディングス<9479>(東証スタンダード)はゲーム界で大人気とされる「ドズル社」とのコンテンツ発売が材料視さ活況高。ティアンドエス<4055>(東証グロース)はAIソリューションの納入など材料視され急出直り。

東証プライム市場の出来高概算は8億2768万株、売買代金は2兆548億円。プライム上場1659銘柄のうち、値上がり銘柄数は902銘柄、値下がり銘柄数は700銘柄。

東証33業種別指数は25業種が値上がりし、石油石炭、その他製品、鉱業、その他金融、輸送用機器、証券商品先物、空運、卸売り、化学、機械、ゴム製品、金属製品、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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