テラスカイが続伸し日本郵政3社の上場承認で関連株に注目続く

株式市場 銘柄

 テラスカイ<3915>(東マ・売買単位100株)が昨日のストップ高に続いて続伸となり、朝寄り後に約11%高の1万9000円(1830円高)まで上げて戻り高値を更新した。クラウドシステム開発などで先行し、日本郵政グループのシステム開発の受託実績あり、同グループの株式上場に向けて期待が高揚。東証が10日、日本郵政3社(日本郵政、かんぽ生命保険、ゆうちょ銀行)の株式上場を承認したため、3銘柄が上場する11月4日にかけて関連株物色の波に乗る期待が出ている。

 関連株は3銘柄の上場後も日本郵政グループの設備投資計画などが買い材料になる期待が強く、先駆銘柄が一服して出遅れ銘柄が動意づく循環物色が想定される。郵便事務代行などを行う電算システム<3630>(東1・売買単位100株)は8月下旬から昨10日まで5割高となり、今朝は一服商状。ソフトフロント<2321>(JQG・売買単位100株)は8月末から昨日にかけて7割高となったためか今朝は一服商状。ほかに、郵便業務で提携するデジタルポスト(東京都港区)の上位株主としてOakキャピタル<3113>(東2・売買単位100株)もこの一両日で2割高となった。

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