ティー・ワイ・オーは最高益決算など好感し戻り高値に進む

銘柄

■営業利益、経常利益は6期連続で増加し各々過去最高を更新

 CMやアニメ制作などの大手ティー・ワイ・オー<4358>(東1・売買単位100株)は売買開始後に188円(1円高)をつけ、8月下旬に全体相場が急落した後の回復相場で高値に顔合わせして戻り高値に進んだ。11日の朝、2015年7月期の連結決算を発表し、TOPIXや日経平均が続落の始まりとなった中で強さを見せている。

 前7月期は、インバウンド消費関連案件などにより、受注高が前年同期比13.0%増と好調に推移した。売上高は4期連続で増加し、前期比6.9%増の283億9300万円となった。営業利益、経常利益は6期連続で増加し、それぞれ過去最高益を更新。営業利益は同10.0%増の18億8400万円だった。

 今期も好調な推移が続く見通しで、業績見通しは、売上高が前期比12.7%増の320億円、営業利益は同14.1%増の21億5000万円、純利益は同7.2%増の12億円、1株利益は19円24銭とした。

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